on my list

日常のいろいろ。

劇場好き。

なにが好き?と問われたら、迷いなく舞台が好き!と答えます。
5年間くらいその状態が続いている不思議。
時とともに、思い入れのある作品がたくさん増えました。
『bare』などなど、他にもたくさん。
ですが、この機会に作品ごとではなく、視点を変えてあれがターニングポイント?と思われるところで、いくつかに区切って観劇歴を振り返ってみたいと思います。

舞台との出会い

地元・北海道で観た『キャッツ』が舞台との出会いでした。
10年以上前なので、まだ小学生でした。何が起こるんだろうという不安と、何だこれ楽しい!っていうわくわくがないまぜになった気持ちはいまも忘れられません。ミストフェリーズに夢中でした。
サントラを買ってもらって、車で聞く、歌を覚えてキャッツごっこをするなど、いま考えても、えらいはまりようでした。
それから、『美女と野獣』(石丸幹二さんのビーストに涙した小学生)、冬休みか夏休みに祖母の家に行ったついでに観た『ライオンキング』(濱田めぐみさまナラと現EXILEの世界さんのヤングシンバを観ていた衝撃)、地元の文化会館に来た『王子とこじき』を観劇。
しかし、その後は劇団四季が北海道から撤退してしまったこともあって、とんと観劇しなくなりました。

三度の飯より『ライオンキング』

大学進学のために上京し、うだうだしていたわたし。
生の舞台とはほぼ無縁の生活を送っていたのですが、一年生の秋、あまりにもうだうだしている娘を見るに見兼ねて(?)母が電話で「キャッツ観に行ったら?」と一言。
それがきっかけで、前日予約をして、ひさしぶりに『キャッツ』を観劇しました。
すごく感動して、他の作品も観たいと思うようになりました。
そして、久しぶりに観た『ライオンキング』。
これが想像以上に感動したんです。
小学生のとき、感じたことや座った場所なども蘇ってきました。
加えて、『ライオンキング』でシンバ役を務めていた田中彰孝さんとの出会いは、わたしを四季オタにするかなり大きな要素のひとつでした。
役にぴったり!そして、イケメン(大切)!
ここからわたしの四季オタ歴と『ライオンキング』オタ歴が始まりました。
大学2年になってからは、三度の飯よりライオンキングが好き!というくらいの勢いでした(笑)
授業サボって通ってましたから。
在学中、劇団四季の上演作品は、ミュージカル、ストレートプレイ問わず、なるたけ観に行きました。
『壁抜け男』で飯田洋輔さんのデュティユルにきゅんとしたり、『アイーダ』の物語に涙したり、夜行バスに乗って大阪や名古屋へ『ウィキッド』を観に行ったりしました。『コーラスライン』も大好きな物語。
『ライオンキング』の北海道初日にも行ったなぁ。
たくさんいろんな種類のミュージカルやお芝居を見たことももちろん、この期間にたくさんの観劇仲間を得たことは大きかったし、とても幸運でした。

ニューヨーク!

大学4年の秋、卒業旅行として行ったニューヨーク。
目的はもちろん観劇です(笑)
いつもお世話になっている年上の友人とふたりで旅行しました。
8日間の滞在で11本観劇。
いちばんのお気に入りは、『JERSEY BOYS』でした。
1週間超えての滞在だったので、向こうの演劇文化を垣間見ることができ、嬉しかったです。
そして、観劇とは関係ないところでもたくさん感じることのあった旅でした。

東宝デビューとホタルイカ

BWで観劇した以外は、どっぷり四季に浸かっていたわたし。
大学を卒業する春のこと。
サウンド・オブ・ミュージック』観劇後、友人に連れられて行ったシアタークリエ。
掛かっていたのは『ウェディング・シンガー』。
ここまでほぼ四季しか観たことがなかったので、これが初の東宝作品デビュー。
運良くキャンセル待ちで、えらい前の通路側(下手=プリンスロード)をゲットできたんですよね。
井上芳雄さんの辛そうな演技にぎゅんと心をつかまれて、ハッピーエンドに胸いっぱいになりました。
それをきっかけに、卒業間際に学割で『スリル・ミー』(松柿)、社会人になってすぐに『トゥモロー・モーニング』などを拝見。
しばらく四季もそれ以外も観るという観劇ライフを送りました。
4Starsに魂ぬかれたり、StarSでわぁきゃあ騒いだり、『二都物語』に通ってみたりしたのも、懐かしい思い出。
武道館駆けつけるレベルのホタルイカです(笑)
この間に『ネクスト・トゥ・ノーマル』で辛源さんにも出会う。辛源さん、めちゃめちゃ好きです…!
芳雄さんにこまつ座さんとも出会わせてもらったなぁ。

燃えない絵を買いませんか。

そして、小林香さんの作品ということで興味をもって観に行った『ピトレスク』。
ここにいたんですよねぇ、あの人が(笑)
それは、中川晃教さん。
お名前はよく聞いていたのですが、ここで初見でした。
冒頭のジャン・ルイの歌声に頭を殴られたような衝撃が走り、鼻歌歌いながら作曲するシーンでの柔らかい声にきゅんとし、カーテンコールでの自由っぷりになにこの人おもしろーい!と思いました。
そこからFCに入りました。出会って3ヶ月だったから、早かったー(笑)
中川さん出演の舞台はなるべく観るようにしているのですが、ミュージカルだけでなく、コンサートやショー、朗読などいろいろな舞台に挑戦されているので、毎回新鮮味があってとても楽しいです。

最近は宝塚も観るようになりました。雪組早霧せいなさまがすてきだなと思っております。崖っぷちで飛び込まないように耐えている所存です。

という訳で、いまも舞台に夢中です。
まだあまり観たことのない歌舞伎や小劇場系、未見のゴージャスや新感線も観てみたいなーと画策中。

これからもわくわくを探しに劇場に足を運びたいです。