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日常のいろいろ。

「ピエロチック」

この夏、わたしの心を掬い上げてくれたミュージカル『SONG WRITERS』。
役者陣も素晴らしかったけれど、脚本や音楽がすばらしかったのでそちらにも興味がわき、作り手を調べてみました。
手始めに「秘密があれば」からリサーチ開始。
この曲のジャジーで、思わず溜息の出るようなメロディがだいすきなんです。
パンフレットの作曲家紹介にさかいゆうなる人のお名前を発見。
最近、めっきりポップスに疎いので、女性かな?と思ったくらいでしたが、ググってみたら、男性シンガーソングライターということがわかりました。
さっそく某動画サイトで探してみました。

目に留まったのが「ピエロチック」。
このタイトルにすごく惹かれて聴いてみました。
あるようでないような感じ、ここ数年で久々のヒットでした(スキマスイッチの「アイスクリームシンドローム」以来4年ぶり?)。
この曲、さかいゆうさんと秦基博さんふたりで歌ってるんですが、これが、なんとまぁ、すごい。
ふたりとも胸のやわらかいところをきゅっとさせるようなハイトーンボイス。
裏声から地声に戻るところなんかもう大好物…!
秦さんは情熱的でぐいぐいく攻めるような、さかいさんはじぃーっと見つめているような表現。
大人ならではの魅力を感じます。
三角関係を歌っているのですが、歌うまのおふたりに歌われると、いろいろ通り越して可愛らしく感じられてしまうのが不思議。
歌詞の駆け引き満載な感じがたまらない。
「秘密があれば」が好きな方ならきっと気に入っていただけるブラスの素敵な一曲です!
ショートバージョンはこちらから↓

知ったその日のうちにアルバム「Coming up roses」を買いに行って、狂ったようにリピートしています(笑)
2014年1月リリースなので、決して新しくはないのですが、なかなか良い曲が揃っていて気に入りました。
「薔薇とローズ」、「愛するケダモノ」なんかも好き。
さらに『SONG WRITERS』好きな方には、森雪之丞さんが詩を提供した「僕たちの不確かな前途」も収録されているので非常におすすめです!

9月に大阪、東京、どちらのビルボードでもライブをなさるようです。
今回は難しそうですが、いつかさかいゆうさんのライブ、行ってみたいと思っています。
観たい欲は尽きない…(笑)