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日常のいろいろ。

「ジヴェルニーの食卓」

昨夜、愛知から帰って参りました。
すてきな旅でした。
そして、今回の旅の一冊は、原田マハ著「ジヴェルニーの食卓」。

原田マハさんは、「#9」、「楽園のカンヴァス」など美術にまつわる人々をキャラクターにして魅力的な作品を数多く生み出している作家です。

「ジヴェルニーの食卓」は、4つの物語からなる短編集です。
印象派の画家たちとその周辺の人々、街や風景が匂い立つような、魅力的な作品でした。
ひたむきに絵を描きつづけた作家の姿やそれを見つめる眼差しに思わず胸が熱くなりました。
絵画だけでなくて、舞台、音楽など芸術を愛するすべての人におすすめです。


「うつくしい墓」より
あなたが私に贈ってくださったのは、マグノリアですか、それともマリアですか?
欲張りな私は、両方いただくことにいたしましょう

原田マハ「ジヴェルニーの食卓」


なんともすてきな文。
名古屋へむかう新幹線の中で、その美しさに溜息がもれてしまいました。

木々が色をつけだす秋がやってきます。
お気に入りのかばんに、すてきな一冊をつめて街へ出かけていきたいです。
みなさんのお気に入りの一冊、良かったら教えてくださいね。




夏が終わる。

わたしの夏が終わります!
「AKINORI NAKAGAWA's THE WIZ」を見るために愛知へ向かっています。
すっごいわくわくして昨日眠れなかった(笑)

あと30分ほどで名古屋。
お耳のお供は『CHESS』のライブ盤。
ジェットコースターみたいなクラシック。
生のオーケストラで聞けるのが楽しみだなぁ。
しかもフレディが中川晃教さんなんだから。
そして、旅の一冊は原田マハの「ジヴェルニーの食卓」。
マティスの出てくる「うつくしい墓」に新幹線の中で思わず涙してしまいました。
まだ読了していませんが、かなり素敵な本。

旅の前には、大切な友人と会ってきました。
きょう会えて良かった。
周りにいてくれる人を大事にしたいです。

あすのWIZもとても楽しみです。
夏WIZとは乙ですなー。
どんなWIZになるのか、そしてわたしはどう感じるのかわくわくします。
中川さん、待っててね。なーんて(笑)

さて、この夏最後を思いっきり楽しんで、英気を養いたいと思います!
ここを覗いてくださっているみなさんもどうか素敵な夏をお過しください!

「ピエロチック」

この夏、わたしの心を掬い上げてくれたミュージカル『SONG WRITERS』。
役者陣も素晴らしかったけれど、脚本や音楽がすばらしかったのでそちらにも興味がわき、作り手を調べてみました。
手始めに「秘密があれば」からリサーチ開始。
この曲のジャジーで、思わず溜息の出るようなメロディがだいすきなんです。
パンフレットの作曲家紹介にさかいゆうなる人のお名前を発見。
最近、めっきりポップスに疎いので、女性かな?と思ったくらいでしたが、ググってみたら、男性シンガーソングライターということがわかりました。
さっそく某動画サイトで探してみました。

目に留まったのが「ピエロチック」。
このタイトルにすごく惹かれて聴いてみました。
あるようでないような感じ、ここ数年で久々のヒットでした(スキマスイッチの「アイスクリームシンドローム」以来4年ぶり?)。
この曲、さかいゆうさんと秦基博さんふたりで歌ってるんですが、これが、なんとまぁ、すごい。
ふたりとも胸のやわらかいところをきゅっとさせるようなハイトーンボイス。
裏声から地声に戻るところなんかもう大好物…!
秦さんは情熱的でぐいぐいく攻めるような、さかいさんはじぃーっと見つめているような表現。
大人ならではの魅力を感じます。
三角関係を歌っているのですが、歌うまのおふたりに歌われると、いろいろ通り越して可愛らしく感じられてしまうのが不思議。
歌詞の駆け引き満載な感じがたまらない。
「秘密があれば」が好きな方ならきっと気に入っていただけるブラスの素敵な一曲です!
ショートバージョンはこちらから↓

知ったその日のうちにアルバム「Coming up roses」を買いに行って、狂ったようにリピートしています(笑)
2014年1月リリースなので、決して新しくはないのですが、なかなか良い曲が揃っていて気に入りました。
「薔薇とローズ」、「愛するケダモノ」なんかも好き。
さらに『SONG WRITERS』好きな方には、森雪之丞さんが詩を提供した「僕たちの不確かな前途」も収録されているので非常におすすめです!

9月に大阪、東京、どちらのビルボードでもライブをなさるようです。
今回は難しそうですが、いつかさかいゆうさんのライブ、行ってみたいと思っています。
観たい欲は尽きない…(笑)

劇場好き。

なにが好き?と問われたら、迷いなく舞台が好き!と答えます。
5年間くらいその状態が続いている不思議。
時とともに、思い入れのある作品がたくさん増えました。
『bare』などなど、他にもたくさん。
ですが、この機会に作品ごとではなく、視点を変えてあれがターニングポイント?と思われるところで、いくつかに区切って観劇歴を振り返ってみたいと思います。

舞台との出会い

地元・北海道で観た『キャッツ』が舞台との出会いでした。
10年以上前なので、まだ小学生でした。何が起こるんだろうという不安と、何だこれ楽しい!っていうわくわくがないまぜになった気持ちはいまも忘れられません。ミストフェリーズに夢中でした。
サントラを買ってもらって、車で聞く、歌を覚えてキャッツごっこをするなど、いま考えても、えらいはまりようでした。
それから、『美女と野獣』(石丸幹二さんのビーストに涙した小学生)、冬休みか夏休みに祖母の家に行ったついでに観た『ライオンキング』(濱田めぐみさまナラと現EXILEの世界さんのヤングシンバを観ていた衝撃)、地元の文化会館に来た『王子とこじき』を観劇。
しかし、その後は劇団四季が北海道から撤退してしまったこともあって、とんと観劇しなくなりました。

三度の飯より『ライオンキング』

大学進学のために上京し、うだうだしていたわたし。
生の舞台とはほぼ無縁の生活を送っていたのですが、一年生の秋、あまりにもうだうだしている娘を見るに見兼ねて(?)母が電話で「キャッツ観に行ったら?」と一言。
それがきっかけで、前日予約をして、ひさしぶりに『キャッツ』を観劇しました。
すごく感動して、他の作品も観たいと思うようになりました。
そして、久しぶりに観た『ライオンキング』。
これが想像以上に感動したんです。
小学生のとき、感じたことや座った場所なども蘇ってきました。
加えて、『ライオンキング』でシンバ役を務めていた田中彰孝さんとの出会いは、わたしを四季オタにするかなり大きな要素のひとつでした。
役にぴったり!そして、イケメン(大切)!
ここからわたしの四季オタ歴と『ライオンキング』オタ歴が始まりました。
大学2年になってからは、三度の飯よりライオンキングが好き!というくらいの勢いでした(笑)
授業サボって通ってましたから。
在学中、劇団四季の上演作品は、ミュージカル、ストレートプレイ問わず、なるたけ観に行きました。
『壁抜け男』で飯田洋輔さんのデュティユルにきゅんとしたり、『アイーダ』の物語に涙したり、夜行バスに乗って大阪や名古屋へ『ウィキッド』を観に行ったりしました。『コーラスライン』も大好きな物語。
『ライオンキング』の北海道初日にも行ったなぁ。
たくさんいろんな種類のミュージカルやお芝居を見たことももちろん、この期間にたくさんの観劇仲間を得たことは大きかったし、とても幸運でした。

ニューヨーク!

大学4年の秋、卒業旅行として行ったニューヨーク。
目的はもちろん観劇です(笑)
いつもお世話になっている年上の友人とふたりで旅行しました。
8日間の滞在で11本観劇。
いちばんのお気に入りは、『JERSEY BOYS』でした。
1週間超えての滞在だったので、向こうの演劇文化を垣間見ることができ、嬉しかったです。
そして、観劇とは関係ないところでもたくさん感じることのあった旅でした。

東宝デビューとホタルイカ

BWで観劇した以外は、どっぷり四季に浸かっていたわたし。
大学を卒業する春のこと。
サウンド・オブ・ミュージック』観劇後、友人に連れられて行ったシアタークリエ。
掛かっていたのは『ウェディング・シンガー』。
ここまでほぼ四季しか観たことがなかったので、これが初の東宝作品デビュー。
運良くキャンセル待ちで、えらい前の通路側(下手=プリンスロード)をゲットできたんですよね。
井上芳雄さんの辛そうな演技にぎゅんと心をつかまれて、ハッピーエンドに胸いっぱいになりました。
それをきっかけに、卒業間際に学割で『スリル・ミー』(松柿)、社会人になってすぐに『トゥモロー・モーニング』などを拝見。
しばらく四季もそれ以外も観るという観劇ライフを送りました。
4Starsに魂ぬかれたり、StarSでわぁきゃあ騒いだり、『二都物語』に通ってみたりしたのも、懐かしい思い出。
武道館駆けつけるレベルのホタルイカです(笑)
この間に『ネクスト・トゥ・ノーマル』で辛源さんにも出会う。辛源さん、めちゃめちゃ好きです…!
芳雄さんにこまつ座さんとも出会わせてもらったなぁ。

燃えない絵を買いませんか。

そして、小林香さんの作品ということで興味をもって観に行った『ピトレスク』。
ここにいたんですよねぇ、あの人が(笑)
それは、中川晃教さん。
お名前はよく聞いていたのですが、ここで初見でした。
冒頭のジャン・ルイの歌声に頭を殴られたような衝撃が走り、鼻歌歌いながら作曲するシーンでの柔らかい声にきゅんとし、カーテンコールでの自由っぷりになにこの人おもしろーい!と思いました。
そこからFCに入りました。出会って3ヶ月だったから、早かったー(笑)
中川さん出演の舞台はなるべく観るようにしているのですが、ミュージカルだけでなく、コンサートやショー、朗読などいろいろな舞台に挑戦されているので、毎回新鮮味があってとても楽しいです。

最近は宝塚も観るようになりました。雪組早霧せいなさまがすてきだなと思っております。崖っぷちで飛び込まないように耐えている所存です。

という訳で、いまも舞台に夢中です。
まだあまり観たことのない歌舞伎や小劇場系、未見のゴージャスや新感線も観てみたいなーと画策中。

これからもわくわくを探しに劇場に足を運びたいです。




8/16

暑さもピークを迎え、良い感じに夏が秋に変わってきている実感があります。
わたしの夏休みはほぼ終了。残す楽しみは来週の遠征でしょうか。

きょうは、宝塚好きな友人たちと汐留でランチしてきました。
ものすごく美味しいお料理と美味しいデザートでお腹いっぱい!
ブッフェっていいですよね♡
ランチのときも、そのあとのお茶もずっと舞台のお話(主に宝塚)していて楽しかったなー!
趣味が同じ友達は大切だなと改めて思いました。感謝感謝です。

お友達と別れたあと、ナチュラルキッチンでタンチュメールとnahrinのハーブオイル33+7を購入。
タンチュメールは、はじめて買いましたが、ハーブのエキスを侵出したもの。薄めて飲むんだそうです。効くぞー!と思って飲みたいです(笑)
nahrinのハーブオイルは、中川晃教さんの好な香りだよとファン仲間のお友達が教えてくれた一品。
これがまた中川さん効果もあるのか(笑)、わたしもお気に入りになりました。
しかも、キャリアオイルで薄めなくてもよく、直塗りできてしまうのがすばらしい。
塗るとかなりすーっとするのもわたしは大好き。
ということで迷った末、ビッグボトルで買っちゃいました(笑)

nahrinのハーブオイルを使うようになって、アロマやハーブ、スパイスへの興味が深まりました。
香りって不思議ですね。
イメージさせたり、癒やしたり。ちょっと物語と似ているかもしれません。


ひそかな楽しみ。

実は、羽田空港に遊びに行くのがひそかな楽しみだったりします。飛行機に搭乗しないのに行くんです。
え…?飛行機に乗らないのに何してるの?って?
ですよね!!!(笑)

それが意外といろいろと楽しめるんですよ。

交通手段は、もっぱら直行バス。
乗り換えなくて良いので、何より楽です。寝ていたり、音楽を聴いてたりするとあっという間に着きます。
この時点で小旅行気分(笑)

着いたら、買い物したり、ご飯食べたり、飛行機を眺めたりします。
それと、適度な雑踏に紛れて考えごとするのがいい感じ。机もあるので、書き物するのにも最適。

国際線ターミナルにあるうどん屋・つるとんたんは、他の店舗と違わずいつも行列です(笑)
このターミナルは、小さなプラネタリウムのあるPRONTOがあったり、買い物しなくてもぷらぷらしているのが楽しい。
展望デッキは、機体を見てあれはどこの国の飛行機ー?と予想するのが楽しいので、昼もおすすめ。
日が落ちると、夜景が綺麗です。スカイツリーや東京タワーも見えます。

第二ターミナルは、展望デッキが広いので、昼も夜もうろうろ歩き回るのが楽しい。父と母を見送るときによく来るので、両親のことを思い出します。

第一ターミナルがいちばんお気に入り。
とくに夜は最高で、滑走路がすごく綺麗。感動ものです。
ここから花火大会をいくつも一緒に見たことがあります。夜景を見ながら、友達と語り合うのもまた一興。

最近、ひとりが多いのでまた友達とも行きたいなー。




8/15

はじめまして。
ひつじと申します。

この夏、びっくりするくらい何もしていないので、何かやろうと思ったときに、そうだ!と思いついたのがブログでした。
いままでもブログを開設しては放置してきましたが(笑)、今回はゆるーく続けられたらと思います。

いろいろなことを書いてみようかなと思います。
堺雅人さんと清少納言のエッセイがすきです。あんなふうに書けたらなぁと日々思います。
すきなものは、お芝居、映画、音楽、本などです。そのあたりの話題が多くなるのでしょうかね。

少々、見切り発車感が否めませんが、とりあえず。